【図解】物置の解体費用を見積ったら高い！自分で解体・組立した手順と所要時間を紹介

引越しをするので、引越し屋さんに物置の解体と組立の見積をお願いしたら、解体に3万円、引越し先の組み立てでさらに３万円、合計6万円と及ぶ恐ろしい金額を伝えられました。6万円も払いたくありません。

ネットで物置解体業者を調べたら近隣の相場は大体１～２万円位でした。金額は解体だけです。うーん。それでも高い。 だったら自分で物置を解体して、新居で組み立てるしかないと決意。

でも、物置を購入した際、物置の組み立ては業者さんにお願いしたので、物置の組み立て手順は知りません。自分で出来るかな。

業者が物置を組み立てした時は1時間もかからなかったので、解体もそんなに時間かからないだろうと思い作業に取り掛かったら想像以上に時間がかかりました。最終的に物置を無事解体して、新居で組立できたので、その解体手順を紹介します。

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用意するもの

以下の工具を用意する必要があります。

• モンキーレンチ：必須です。ネジがかなり固く締められているので、これないと作業になりません。上の画像にあるように幅が調節できるタイプの小さいサイズのモンキーレンチが必要です。ホームセンターで売ってます。小さいのは千円位で売ってました。
• ドライバー：色んなサイズのプラスとマイナスドライバーを用意しておけば、モンキーレンチでネジを緩めた後に、ドライバーでネジの取り外しがスムーズにいくはず。
• ペンチ：モンキーレンチが入らない箇所はペンチを使ってネジを緩めます。
• 軍手：手の汚れや滑り止め用に。
• 取扱説明書：業者が物置を組み立てた場合、取扱説明書は物置の中に入っているはず。中にスペアのネジや工具が入っている場合もあるので確認が必要。
• 水平器：組立時に必須。
• シャベル：土台のブロックを設置する際に地面を掘ったりするとき使う。
• 小さい袋：取り外したネジを入れる用。

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物置の解体手順

物置の中の物を全部出したら、解体作業のスタートです。※物置の種類によってはネジの位置や数が異なるので、取扱説明書を見て確認してください。

1. 屋根を外す。物置の内側のネジ（以下図の赤い個所）を外してから屋根を持ち上げます。屋根は重いので一人で作業する場合は注意が必要。
   外したネジは無くさないように１つ１つ袋に入れてから次の作業に取り掛かりましょう。
2. 扉を外す。扉も意外と重いので持ち上げる際に注意が必要。屋根を外す前に扉を取り外しても良いと思う。
   扉を外したら、背面の壁にある内側のネジ（以下図の赤い個所）を外します。取り外した面はガムテープとかで左扉とか右背面等、名前を記しておくと組立時に分かりやすい。
3. 背面の壁を外す。大きい物置の場合は以下の図より壁と支柱の数が多いです。１つ１つ順番に壁と支柱を外していきます。
   片方の背面の扉をを外したら、背面の壁にある内側のネジ（以下図の赤い個所）を外します。
4. 側面の壁を外す。まず内側のネジ（以下図の赤い個所）を外しますが、ここのネジがかなり固く締まっている場合があります。ペンチを使ってもツルンと滑るしモンキーレンチを使って引っ張ってもビクともしない。
   やりたくない方法でしたが、少しでもネジを緩めるため、扉を前後左右に揺らし続けました。扉の鉄が少し変形してしまいますが、ネジを外せないと解体出来ないので、仕方ないです。扉を揺らしたり引っ張ったりしては、モンキーレンチでネジに力を入れてを繰り返すこと30分で最終的にネジが外れました。解体することを考えていない感じの業者によるネジのキツイ締め方にイライラ。
5. 底面のブロックを回収。底面を持ち上げると、コンクリートブロックが6つ程あるので忘れずに回収。組立時に必要です。
   底面は重いので持ち運びの際は注意が必要。あと、結構汚れてるので拭きながら作業すると良いかも。

物置の解体時間は最終的に3時間かかりました。ネジを簡単に緩めることが出来ていれば1時間もかからないと思います。

物置を買った時自分で組み立てていれば、ネジをこんなにきつく締めなかったはず。そんなに大変な作業じゃないから自分で組み立てていればよかった。

物置の組立時は必ず水平器を使う

物置を組み立てる手順は解体手順の逆です。物置を置く場所をメジャーで測って、扉を開け閉めできる十分なスペースが確保出来たら、シャベルで土をならして、ブロックを配置し、底面をブロックの上に載せます。

気を付けるポイントは底面が水平かどうか。ブロックの上に底面を載せたら、水平器を底面の角や真ん中辺りなど、色んな場所に置いて水平になっているか確認します。ブロックが水平じゃない場合は薄い木の板等を挟むと少し調整ができます。

水平じゃないと、組立時にネジが上手く締まらなかったり、扉の開け閉めがスムーズになりません。因みに水平器は1000円位のマグネット式で縦横の両方を確認できるものを買いました。マグネット式便利。

それにしても、物置の解体・組立費用って高いんですね。出張費だけでなく、物置を傷つけないように慎重に作業しないといけないから高いと思います。でも、自分で作業できたから数万円助かりました。無事に解体と組立ができてよかった。

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