奥多摩、檜原村の払沢の滝近くにある天狗滝と綾滝に行ってきました。天狗滝は落差38メートル。見応えがありました。
今回は滝めぐりだけでなく、天狗滝と綾滝の先の登山道をにある、つづら岩、富士見台、大岳山も見てきました。このルートの登山道は結構ハードです。
天狗滝と綾滝までのアクセスと近くの駐車場情報、そして大岳山までの登山コースがどれほど大変か、写真と一緒に紹介します。
天狗滝と綾滝に一番近いバス停は千足バス停です。場所は〒190-0211 東京都西多摩郡檜原村三都郷。上の地図の青い線を登っていきます。
電車・バスの場合、
東京からは電車とバスで約2時間半。待ち時間を入れるともっと時間がかかるかもしれません。
JR中央線で立川駅まで。JR青梅線で武蔵五日市駅まで行って、西東京バスの数馬行きで千足のバス停で降ります。
西東京バスのハイキング時刻表はこちら。
車の場合、
渋滞が無ければ東京からは約1時間半。中央自動車道経由で武蔵五日市駅方面を目指します。檜原街道・都道33号線を進んで払沢の滝と檜原村立檜原小学校を過ぎると千足のバス停が見えてきます。
駐車場
千足のバス停から滝入口の道まで停められそうな場所はいくつかありましたが、駐車しても良いかどうか分かりませんでした。
千足のバス停近くの細い道を入ります。天狗滝まで1.0km・綾滝まで約1.7kmの案内板が出ているのでその道を曲がります。
次第に道が狭くなっていくので、対向車に注意します。
下の写真が天狗滝・綾滝の登山道入り口です。見ての通り駐車禁止のサインが出てます。ここに停めることが出来たらかなり楽だと思います。
登山道入り口からは道路は舗装されていません。滑りにやすい箇所がいくつかあるので、登山靴など滑りにくい靴を履いていくことをおすすめします。
登山道入り口から天狗滝まで歩いて約10分。天狗滝から綾滝まで登って約20分です。
登山道入り口では天狗滝と綾滝方面で道が分かれてます。天狗滝方面は沢沿いを歩く登山道なので、そっちの道の方が沢の音を聞けて気持ち良く登山できるかもしれません。
天狗滝方面を歩いていくと、天狗の小滝が見えてきます。落差は低いですが、滝のそばに近づくと水が落ちる勢いからくる風が気持ち良いです。
天狗の小滝から歩いて数分、天狗滝が見えてきます。落差約38メートル。因みに、払沢の滝付近から天狗滝が見えるそうです。
滝壺からかなり近い場所で滝を眺めることができるので、楽しかったです。癒されました。
天狗滝から綾滝までは約0.6km、所要時間は約20分の道程です。沢を渡ったりする箇所や、草が生い茂ってる箇所を通って行きます。
こんな感じの、木々の間を通る登山道です。
少し傾斜を登って行くと、綾滝が見えてきます。
綾滝に到着。綾滝は落差21メートル。
天狗滝と比べて水の落ち方がとても緩やかです。滝の下は水が泡になって落ちていることから、別名は泡滝と呼ばれています。
近くで見ましたが、そんなに泡が出てる感じはしませんでした。でも、この落差で、こんなに静かに水が落ちていく滝を見たのは初めてです。
綾滝から先に進む登山道があります。ここから大岳山を目指すことができますが、全くおすすめできません。 ここからの登山道は、ジグザグで登って行く急な斜面で非常に疲れるだけでなく、景色も代わり映えしないので本当に特徴のない道です。
滝めぐりが目的ならここで引き返すのが得策だと思います。
因みに、綾滝からつづら岩まで約0.6km、富士見台まで約1.4kmです。かなり急な坂の連続でそれらを登り切ると、こんな感じでつづら岩が望めます。クライマーの方の練習場所として知られてる場所だそうです。
つづら岩を過ぎても急斜面は続きます。手すりがある傾斜が急な階段を登ったり、滑りやすい斜面を登って行きます。
つづら岩から約0.8kmで富士見台に到着です。このルートかなり疲弊すると思います。
富士見台には屋根がある休憩スペースがありました。遠くに富士山が木々の間から見えます。
富士見台から大岳山まで約2.3kmの登りです。大岳山の山頂に行くには大岳神社を目指します。
富士見台から少し登ると展望台スペースがいくつかあり、ここからの景色の方が富士見台より良い景色が望めました。
曇ってましたが、運良く富士山も見えて良かったです。
富士見台付近の展望台を過ぎると、アップダウンの道が続き、落ちたらお終いの怖い橋を渡って行きます。
どんどん登って行くと大岳神社に着きます。
大岳神社からはさらにキツイ登坂を登らないと大岳山山頂に着けません。距離は短いですが、傾斜が急なのでここもかなり疲れるポイントの1つです。 登り切ると見られる景色はこちら。
天狗滝と綾滝までならそんなに疲れないと思います。滝めぐりだけなら片道の所要時間は約1時間位で行けると思います。
でも、綾滝からつづら岩~富士見台~大岳山の山頂までは、難易度というより急な坂の連続なので体力的に厳しくとても疲れると思います。片道約4時間以上かかるので体力と要相談です。
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