奥多摩にある三頭山(みとうさん)に登ってみました。三頭山の山頂まで登るには複数の登山ルートがありますが、最も時間がかからず体力をあまり消耗せずに登れるルートは都民の森(とみんのもり)からです。
都民の森(とみんのもり)までは武蔵五日市駅からバスで行けるので、駐車場から登って約1時間半で三頭山の山頂に辿り着けました。登山ルートは途中まではとても歩きやすく、橋から見下ろせる滝や自然を流れる清流がとても気持ち良かったです。
今回は、都民の森から三頭山ルートまでの行き方、駐車場情報と登山ルートを写真付きで紹介します。
都民の森の場所は〒190-0221 東京都西多摩郡檜原村数馬7146
車で行く場合、
東京からは中央自動車道経由で約2時間。奥多摩周遊道路(都道206号)を北上すれば着きます。バイクが結構多かったので、ライダーの方に人気のスポットなのでしょう。
駐車場は約80台停められ、スペースは広い感じがしました。臨時駐車場もあるみたいです。
バスで行く場合、
東京からはJR中央線で立川駅で青梅線の武蔵五日市駅行きに乗り換えます。電車で約1時間半。そこから数馬行きのバスに乗って約1時間。最後に終点の数馬から都民の森行きの無料バスに乗って約10分。乗り換え時間も考えると約3時間以上かかります。
西東京バスのハイキング時刻表はこちら。
バスの場合、バスの本数が少ないので、バスを1本逃すと武蔵五日市駅で1時間以上待ち、数馬のバス停で都民の森行きのバスを1時間以上待つという、かなりの時間を待たないと辿り着けません。
因みに、数馬から都民の森まで約4キロ、歩いて約1時間です。時刻表は事前にチェックが必要ですね。車で行ける方は車で行ったほうが楽ですね。
都民の森は色んな野鳥が生息していて、歩いていると都会では聞くことができない鳥の鳴き声が聞こえてきます。
標高は約1000メートル。駐車場付近から遠くの山々を見下ろせる場所もあります。
都民の森入口にはトイレや売店、コインロッカーもあり、設備が充実しています。テーブルや椅子などを作れる木工教室や自然散策を楽しむ自然教室等のイベントも開催されており、事前申し込みですが色々体験できます。
都民の森が既に約1000メートルの高さにあるので、標高約1500メートルの三頭山の山頂に行くまでは約500メートル登るだけです。
沢の近くを歩きながら登山をしたかったので、ブナの路コースを選択しました。沢から感じる冷たい風、木々から差し込む太陽の光、青空いっぱいの展望。最高でした。
少し寄り道して休憩をしながらゆっくり歩いて約1時間半で三頭山山頂に着きました。ブナの路コースを見どころを紹介します。
13:00。駐車場近くの売店横に大きく「都民の森」の看板があるので、そこを真っすぐ歩いていきます。
道が綺麗に舗装されているのでとても歩きやすいです。
森林館に着いたら左の大滝の路(森林セラピーロード)を歩いていきます。木のチップが登山道に散りばめられて、ここもとても歩きやすかったです。
真っすぐ進むと東京湾方面の山々を望める展望台に辿り着きます。
森林セラピーロードと呼ばれてるこの道。確かに癒されます。
巨大モミの木
途中、少し険しい山道を5分登ると辿り着ける、高さ約30メートルの巨大モミの木が望めます。入口手前に大き目の蛇が居座ってて山道を行くの躊躇いましたが、蛇もビックリしたのかすぐ逃げて行ったので、登ることを決意。
足元を木の棒で突きながら慎重に登って見れたモミの木がこちら。確かに大きい!
写真ではよく分からないと思いますが、近寄るとかなり大きいです。幅は約4.5メートル。右隣に生えている木が枝に見えます。
三頭大滝
そしてモミの木を後にして歩いて5分、滝見橋に到着。滝見橋から見下ろす三頭大滝は絶景です。滝の落差は約35メートル。冬は凍結するそうです。
橋の先は通行止めでした。
13:40。滝見橋を先にさらに進むと分岐があります。沢沿いをハイキングしたかったので、ブナの路コースを選択しました。地図では三頭山まで登って約40分と記載がありましたが、そんなに早く登れませんでした。ここから山頂まで50分かかりました。
ここからは登山道ですが、それほど険しくないです。下の写真のように沢を横切る道がいくつもあって楽しかったです。
川の水量が増していると足を乗せられる岩が少なくなるので、若干沢が渡りづらいです。それにしても自然一杯で綺麗です。
水はヒンヤリ気持ち良く、ハイキングで暑くなってる足を冷やしてくれます。でも冷たすぎで水に足を付けていられるのは数分程度です。それにしても水のこの透明度。透き通ってます。
沢で休憩しながらゆっくり歩いて約15分、野鳥観察小屋付近に到着です。ブナの路テラス(標高1200メートル)がありました。
ここの分岐を左にブナの路 至三頭山方面に行きます。
13:50。ここからが少し登りがきつくなります。沢沿いの道を段々離れていったところから、徐々に傾斜が急になります。
歩いていて気持ちいい道が続きます。
小さい石の上を歩く道が多かった気がします。
ここまでくればもうすぐムシカリ峠です。
ムシカリ峠到着。ここまでの傾斜がきつかったです。あとは、緩やかな斜面や階段を登って三頭山 山頂を目指します。
三頭山 山頂に着きました。標高約1530メートル。
14:30。奥多摩湖や雲取山(標高約2000メートルの山)方面は雲がもくもくしていてそんなに景色が良くなかったです。
でも、反対側から富士山の先が綺麗に見えました。運良く見れてラッキーでした。
山頂は座れるベンチはありましたが、近くにアブやら蜂やら蚊がいっぱい飛んで座っていると近寄ってくるのが嫌でした。虫よけスプレー持ってくればよかった。
帰り道は来た道を戻るのがおすすめです。私は山頂から鞍口峠(さいくちとうげ)を経由して都民の森の駐車場に戻りましたが、遠回りで時間がかかるだけでなく、景観も行きの道より良くなかったです。
三頭山は3つの山なので、鞍口峠に行く途中、下の写真のように中央峰と東峰の管理番号塔が立ってました。
途中にあった見晴台はこんな感じです。御前山と大岳山が見えます。
三頭山の山頂から鞍口峠まではいくつか山を下る分岐がありますが、誘惑に負けず鞍口峠まで必ず行きます。分岐を間違えると遠回りになるので気を付けたほうが良いです。
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