4.5 Designated Survivor 2016年公開 シーズン1&2 1話約40分 x 22話(シーズン2は10話まででしたが、最近残りのエピソード公開されました。) エピソード一覧とトレーラーはこちら。
ほぼ全ての国会議員、閣僚、大統領が全員テロで亡くなってしまい、生き残った議員がいきなり大統領に任命され、テロとの戦いと政権運営を任されてしまうストーリー。
まるで24のジャックバウアーが大統領になって政権乗っ取りを企むテロ組織による陰謀と戦っているかのような、ハラハラドキドキ展開が多いドラマです(シーズン1限定)。
あと、アメリカの大統領はこうなって欲しい理想が詰め込まれた作品のように思えました。口だけでなく本当に国民のことを思い、国民にとって最も有益である判断を実行に移す大統領を演じるキーファーサザーランドの演技が、まるで本当に国民のことを真剣に考えている印象を受けました。視聴中ウルって泣いてしまいました。
国家乗っ取りを企む陰謀が次々と大統領を襲う過程が見どころです。政権内の誰が裏切者なのか、信じて良い者は誰か、その判断で国家と自分と家族の命運が決まります。その緊張感をゾクゾクと感じとることができるシーンが多くて面白いです。
また、政権運営の大変さや家族への配慮、大統領にならないと分からない気苦労が表現されている場面も見どころの1つです。国家の危機なのに外からも中からも攻撃されて、大統領は大変ですね。
そしてなによりもキーファーサザーランドならではの迫真の演技。24では「大統領」と言う側だったのが、サバイバーでは「大統領」と言われる側に。現場のフィールドエージェントとは立場も行動も違うのでそのギャップが見てて楽しかったです。 因みにシーズン2ではシーズン1と比べて少しトーンダウンします。政治的駆け引きのエピソードが多い印象です。
最後に、シーズン2のエピソード11が、このドラマが最も言いたかったところの1つだと思います。大統領役のキーファーがズバッとガツンと言ってくれます。見どころです。
テロに暗殺、裏切りや陰謀、他国の圧力と探り合いの交渉、言うこと聞かない州知事や政権のゴタゴタ。次々と起こる問題を同時進行で対応していく新米大統領を描いたドラマはこれ以外ないと思います。
キーファーサザーランド適任の役柄ですね。
シーズン1はオチがありました。シーズン2は盛り上がりに欠ける感じがしてましたが、シーズン2後半で巻き返しました。
因みにシーズン3は公開されるかまだ分からないそうです。もし制作決定ならシーズン1みたいな白熱する場面が多くなることを期待したいです。
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