富士山登山、頂上でご来光を見た時の服装・装備・持ち物等の準備を登山初心者が紹介
初めての富士山登山で始めての徹夜登山。この写真は頂上でご来光をバックに撮りました。景色は最高でした!
事前準備はしたつもりで登山したら、色々と持って行かなくて後悔したものが多かったので、反省を踏まえ用意したほうが良いものを紹介します。
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持っていったもの
ご来光の後に撮った写真です。富士山の観測所が後ろに見えます。
服装
- 軍手 夜の富士山はものすごく寒いです。用意の悪い私が何故か軍手を持っていたので、助かりました。特に8合目より上は極寒のごとく寒く感じます。
- 靴下 替えの靴下を用意してましたが、それが救いでした。厚手の靴下1組では寒くて寒くて。靴下の上に靴下を履いても寒かったですが、無いよりマシです。2組無かったら途中で下山してたかもしれません。
- 布製の厚地の長袖と長ズボン ジーンズは登りにくいし水分を含むとさらに動きにくくなるので不可です。
- 防寒ウェア上下 8合目からは、服の上からバイクのウェアを着て登山しました。首もとを冷やさないためにもフード付きがおすすめです。
- タオル 汗拭き用に。
晴れた富士山の頂上は直射日光が強くとても暑いので大量の汗をかきます。
富士山の観測所を降りた後の写真です。暑くて汗だくです。
装備
- 水筒 重たい荷物になりますが、仕方ありません。登山時の水は貴重です。途中の小屋で飲み物を購入できますがとても値段が高いです。体力と相談して必要な水分を用意します。私は約1リットルの水筒にお茶を持っていきました。
- お金 意外と出費がかかります。途中の小屋で飲み物を購入したり、登山棒を購入したり焼印を入れてもらったり、結構お金を使いました。寒さを凌ぐ為に小屋に避難をしたのですが、少しの休憩にも何か注文しないといけないので、ココアを頼んだら小さいカップで通常の値段の5倍以上しました。体調悪くして小屋で横に休ませてもらうにも休憩に数千円必要みたいなので現金は多めに持っていったほうが良いかもしれません。
- 登山ストック 金剛杖を5合目で購入して登山しました。途中の小屋で何百円か払って焼印を入れてもらったのは良い思い出です。でも途中から金剛杖が重く感じました。ストックの方が軽いと思うのでそっちが良いと思いました。あと、頂上でも金剛杖が売っていて、頂上限定の焼印がしてあったのがショックでした。できれば頂上の金剛杖が欲しかった。
- カメラ 考え無しに一眼レフのカメラをリュックに入れて登山しました。良い写真は取れましたが重かったです。出来るだけ荷物を軽くしたいので、登山するなら小型カメラが良いかなと思いました。
- 栄養食 出来るだけ荷物を軽くしたいので、少量でお腹一杯になる栄養補助食品やナッツ入りチョコレートを持っていきました。私はこれで十分でした。
- ビニール袋 ゴミ持ち帰り用です。
- 地図 念のため、ネットで落とした詳細マップを印刷して持参しました。
- 携帯電話 電波は通じなかったです。ご来光に間に合うか登山ペースの時間を確認する為に使いました。足元を照らす為にも使ってみましたが、両手を使わないと登りづらいところがあったので、ライト用としては使えなかったです。
富士山周辺のおすすめ観光スポットを紹介した富士山周辺観光マップがこのブログ内にあるので、よかったら是非見てください。
✅ PICK UP
持って行かなかったもの
火口付近です。遠くに富士山の観測所が見えます。
服装
- 登山靴 これも必須です。馬鹿な私はテニスシューズで頂上まで行きました。上りは問題ないのですが、悲惨な思いをするのが下り。赤い砂利石で足元が滑って大変でした。もし今度登る時は必ず滑らない登山靴を用意しようと思いました。
- 紫外線対策(帽子等) 頂上付近で晴れると直射日光による紫外線が強烈です。帽子を被ったり、UVカットのクリーム等塗っていなかったので、顔が真っ黒に焼けてしまいました。今それが少しシミとソバカスになって顔に出てしまい、ちょっと後悔してます。
- サングラス 似合わないので持っていかなかったです。でも頂上は照り返しがきつく、登りながら欲しいなと思いました。でも汗だくで登りながらサングラスかけていると煩わしく感じるかもしれません。
- 着替え 服はかさばるし邪魔になるし重いので、靴下と軍手の替え以外持って行きませんでした。でも頂上で汗をものすごくかいて体が冷えてしまった時に着替えが無いのは痛かったです。フリース1枚でも持っていけば良かったとまた後悔。
- レインコート これも必須です。幸い雨も降らず天候が良かったので使用しなかったですが、雨降ったときは必ず着たほうが良いです。
濡れると体温が奪われ非常に寒く感じます。雨が降ってなくても寒い風から体を温めるためことができるのでレインコートを着ましょう。
鳥居の前で撮った写真です。他の登山者の格好を見て分かると思いますが日が少し昇ってもまだ寒いです。
装備
- ヘッドライト
必須です!明かり無しで何とかなるかなと思った自分が愚かしいです。他の登山者のライトで少し足元が照らされましたが、自分のペースで登山するのであれば、ヘッドライトが必要です。携帯のライト使って暗闇の登山は無理でした。体力無いので両手使って登れないのはきついです。
- バンドエイド・薬等 特に怪我はしなかったのですが、万が一に備えて持っていっても良かったと思いました。
- ホッカイロ 夏にホッカイロという想像に至らなかったです。足がすごく冷えるので持って行けば良かったと後悔しました。
ただし、頂上は晴れると暑いので、いらなくなったホッカイロは荷物になると思います。
- 予備電池 ヘッドライトを持っていくのであれば持参しても良かったと思います。でも電池重いのが嫌です。
- スパッツ 足がめちゃくちゃ寒いので下半身を寒さから守るスパッツを履いてくるべきでした。
- トイレットペーパー 5合目まで下りてからトイレに行きました。汗で水分が流れたせいかトイレに行きたい感じになりませんでした。
- 酸素缶 頂上付近では10歩登るだけ息切れしてしまいました。登る前にコンビニで見かけて登った後にあの酸素ボトルを買っておけば良かったなと非常に後悔したのですが、何個あっても足りないので実際は買わなくて正解でした。荷物にもなるし。
ゆっくり無理をせず少しずつ登って体を慣らすことが大事です。それでも体力の無い私は全然高度に慣れませんでした。他の人がスイスイ登っていくのを見ると、どんだけ体が弱いんだと思ってしまう。
荷物の重さと自身の体力に相談しましょう
後から考えるとあれこれ持ってくれば良かったと思います。しかし、荷物を増やすと重くなります。その重い荷物を半日以上担いで登ることを考えると体力的に大丈夫かなと不安になってしまいます。
自分は体力があると思っても高度3000メートル以上では想像以上に自分の体が思うように動きません。ゆっくり登って高山病にならないように動くにも結構体力が必要です。
なので、私は荷物を出来るだけ軽くして登りましたが、あとで後悔しないよう準備はしっかりしたいと思いました。
※徹夜登山(別名:弾丸登山)は5合目を夜間に出発し、山小屋に泊まらないで頂上を目指すことです。
2013年に山梨県と静岡県が富士山への弾丸登山の自粛を呼び掛けてます。
私が登ったのはそれより前の年ですが、個人的な感想として徹夜登山をして良かったと思います。山小屋で他の人と寝たくないし、出費も少なくて済みます。
高山病になるリスクを考えると危険かもしれませんが、無理をせずゆっくり登って危険を感じたら下山する勇気を持っていれば大丈夫だと思います。
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