折角頂上まで来たのだから富士山の最も高いところである剣ヶ峰によって頂上をぐるっと一周しようと思いました。でもこれがきつかった。
吉田口ルートから久須志神社(くすしじんじゃ)、浅間大社奥宮(せんげんたいしゃおくみや)に行って、剣ヶ峰(けんがみね)がある富士山頂気象観測所まで登ります。
しかし、剣ヶ峰までの恐ろしい傾斜が体力を奪います。酸素が薄いので体力が持続せず2~3歩登っては息切れするので休憩。 普通は大したことない斜度なのに、頂上では想像を絶するほどキツイ坂でした。
下山するだけの体力があるか考えないといけません。また富士山の頂上を1週するには約2時間かかります。
休憩時間を含めて、下山する時間が足りているか計算してから、挑戦するか決めた方が良いと思います。
富士山周辺のおすすめ観光スポットを紹介した富士山周辺観光マップがこのブログ内にあるので、よかったら是非見てください。
時間は朝の5時半。まだ日が昇る途中です。火山口に山の影が見えます。8月でもまだ雪が積もってる箇所沢山あります。
小さい丘があったので登ってみました。空気が澄んでて気持ち良いです。
時間は朝の6時位。山中湖が見えます。
段々雲海が富士山に近づいているのが分かります。
今のところ歩きやすい道のりです。雲の上を歩いてる気分になります。
時間帯のせいか、人は少なかったです。この写真を撮った時は周りに誰もいませんでした。
空が本当に青くてまるで別世界にいるみたいです。
違う角度見る富士山の火口。底は見えますがかなり深いです。落ちたら登ってこれなさそう。
時間は朝の6時半。ゆっくり歩いて浅間大社奥宮(せんげんたいしゃおくみや)に到着です。
寄り道しなければ久須志神社(くすしじんじゃ)から30分もかからないです。
日本一高い場所にある富士山頂郵便局です。郵送は夏の山開きシーズン限定です。ハガキを出したらオリジナルの消印を押して郵送してくれます。
朝の6時から営業開始と書いてます。貯金と保険の取り扱いは無いみたいです。
富士宮口登山道が下に見えます。下山する場所を間違えて降りてしまったら全く知らない場所に辿り着くんだろうなと、当たり前のことを思ってしまいます。
少し火山口の前で座って休憩しました。富士山頂上で飲むお茶は別格です。
ここからが大変でした。剣ヶ峰(富士山最高峰3776メートル)まで急な斜面を登らないといけない。頂上を歩いている時は感じなかった恐ろしい疲労感に襲われました。
3歩歩いてはゼーハーゼーハーと息切れしてしまいます。こんなに体力なかったかなと思いつつ、その都度止まって休憩しては2,3歩進みます。
他の登山者を見ると全然息切れしないで登ってます。すごい。大した距離ではないのに剣ヶ峰まで30分以上かかりました。
時間は朝の7時20分。剣ヶ峰の石碑の前で写真を撮るのに皆並んでました。後ろに並んでた人に写真を撮ってもらいました。ありがとうございます。
最高峰からの景色です。晴れてて本当に良かった。
富士山気象観測所から撮った写真です。富士山頂上を半周した位でしょうか。見た感じまだ先は長い気がします。
ここからは下りなので少し楽ですが、既に体力を消耗しすぎてヘトヘトです。火口付近で少し横になりました。
時間は朝の7時50分。もう既に日が昇っていて直射日光がものすごく痛いです。酸欠のせいか肌がいつも以上に白くなっていたことにびっくりしました。
まだこんなに雪が残っていたのが印象的です。
時々荷物を置いてそのまま登山する方を見かけました。デポっていうらしいです。確かに荷物を置いて登山するのは身軽で楽ですが、盗まれる心配は無いのかと不安になります。
人が少ないときは大丈夫なのかな。私は真似できませんでした。
疲弊してます。この状態で下山できるか心配。
もうすぐ富士山頂上を一周です。時間は9時40分位。休憩時間を長く取ってしまいました。
時間は朝の9時45分。下山ルートに到着しました。2間で1周出来るところを倍の4時間かかってしまいました。
剣ヶ峰までの登りがかなりハードでした。体力を使い果たして1時間以上休憩した為、大幅に時間がかかりました。
下山は登りより楽かなと期待していたら全く違いました。
まず、登りと下りではルートが違います。下りのルートは途中まで小さい赤い石だらけの道をジグザグに降りていきます。
その道がとても滑りやすく、テニスシューズを履いていた私は滑っては転んでの繰り返しでした。疲れてるのにこの追い打ちはきついです。
そもそも登山靴を履いてこなかった私が原因ですが、見回したら他の登山者も滑って転んでました。
少しでも転ばないように歩幅を小さくしてゆっくり歩きました。この道が永遠と続くのではないかと思うくらい長く感じました。
でも、景色は最高です。下の写真を撮った時、雲に触れるんじゃないかな、という距離まで雲が迫ってきました。
時間は午前10時半。しかし、山の天気は変わりやすいですね。気づいたら雲だらけです。本当に晴れてラッキーでした。
どんどん下山します。高度が下がってきたので山の草が生えているのが見えます。
時間は午後2時位。かなりゆっくり下山しました。
5合目に着いたのは午後3時過ぎでした。バスの時間に間に合うかヒヤヒヤしましたが、なんとか間に合いました。 バスで行かれる方は時刻表をチェックしましょう
この日は河口湖駅の近くでビジネスホテルを予約してたので、ホテルに着いたら即寝ました。
どうやってホテルに着いたのか覚えてないです。とてつもなく疲れてました。
徹夜登山の所要日数は宿泊を含め3日間必要でした。1日目に登山、2日目に下山、そして3日目に帰宅です。
下山したその日に帰宅される方もいると思いますが、私はそんな体力はありませんでした。
次に徹夜登山に挑戦するときも同じようなスケジュールを組むと思いますが、今度は体力が持つか登ってみないと分かりません。
途中で下山しない為にも日々の運動で体力をつけてからまたチャレンジしたいです。
※徹夜登山(別名:弾丸登山)は5合目を夜間に出発し、山小屋に泊まらないで頂上を目指すことです。 2013年に山梨県と静岡県が富士山への弾丸登山の自粛を呼び掛けてます。
私が登ったのはそれより前の年ですが、個人的な感想として徹夜登山をして良かったと思います。山小屋で他の人と寝たくないし、出費も少なくて済みます。
高山病になるリスクを考えると危険かもしれませんが、無理をせずゆっくり登って危険を感じたら下山する勇気を持っていれば大丈夫だと思います。
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