以前、出張でインド旅行に行ったときに衝撃的だったのが、現地のホテルで毎日2本ゲストに無料配布していたミネラルウォーターのペットボトルでした。
過去の記事あ、このホテル水くれるんだ。容器内の空気の余裕が微塵も無く溢れんばかり水が一杯詰まったペットボトル。
どこかで水を購入せずに済んでラッキーと思ってキャップを捻ってみると、あれっ。。。そんなに力入れてないのに軽く捻ったら空いた。
水がこぼれた。「えっ、開いてる?」。
ためしにもう一本開けてみると今度はプラスチックをちぎるいつもの手ごたえがあって、「あっこっちは大丈夫かな」と思って2本目は飲んだ。1本目を口にする勇気は無かった。
次の日ホテルの人に聞いたら、当ホテルのお水は全て新品ですのでご安心してお飲みください、と言われた。あやしい。 こんなに親切な顔をして質問に答えてくれるのに、私は猜疑心の塊だった。
現地のオフィスの人にその出来事を話したら、「気をつけたほうがいい。時々誰かが開けて飲んで、キャップを元に戻している」と冗談っぽく言われました。
その時の私の顔がかなり悲壮感が漂っていたのか、「まぁ、元気出せよ」って励ましてくれた。
次の日もホテルの部屋に戻ると新しいペットボトルが2本用意されていた。同じラベルのペットボトルで、2本ともまた水が目一杯入っている。
今回は2本とも開ける時手ごたえがあったので大丈夫かなと思いきや、あれっ、キャップとペットボトルを繋ぐ根元のプラスチックが無い!
なんで同じメーカーのペットボトルなのにこんなに種類が豊富なのかと驚きを隠せなかった。
仕事から帰って疲れていて、フロントに電話する気力も無かった。
近くにコンビニも無いし、どこの誰か知らないインド人と間接キスをしてるかと思うと、どうやって安全に水分補給をしていいか考えてしまう。 何もいいアイディアが浮かばないので、水道水に比べたら絶対ペットボトルの水のほうが安全だ、大丈夫だと思うことにした。
もうあきらめて、ペットボトルの口をティッシュで拭いて、飲んだ。 こんなに疑って水を飲んだのは初めてだった。
当たり前と思っているサービスは実は当たり前じゃないんだということに気づかされた瞬間でした。
ホテルの中をトイレやシャワーは一般的なものが備わっていたのですが、現地のオフィスのトイレに入ってみたら壁にシャワーが引っかかってました。
あれっ、トイレットペーパーが無い。。。シャワーのホースの先をたどると水道の蛇口っぽいものを発見。これを回したらシャワーから水が出てくるのだろうか。
すぐにこのシャワーがペーパーの代用品だと気づきましたが、水圧はどうだろう、何か詰まってないのかな、とか思うところが沢山ありすぎて、小心者の私はシャワーを手にすることも、オフィスの人に聞くことも出来ず、ホテルに帰るまで色々我慢しました。
ホテルの中と中庭はとても綺麗で、高い壁に覆われていました。
ホテルの人にお願いすると玄関前までタクシーが来てくれるので、ホテルの外に出る必要はありませんでした。
しかし、滞在最終日に現地のオフィスで働く人に誘われ、おいしいカレー屋さんに連れて行ってもらった帰り、タクシーが拾えず歩いて帰ることに。。。壮絶でした。
ひとしきり雨が降った後だったのか、舗装された道路の一歩奥に入ると靴がすっぽり泥に埋まりました。
買って間もないのに靴が泥色に変身です。タクシーのありがたみを感じました。 その沼道路はどうやら次の舗装道路までずっと沼みたいです。
道路の縁石っぽいところの上を歩いて、既に泥色の靴がそれ以上どろどろにならないように気をつけて歩きましたが、ホテルに着いたとき、靴の中まで泥が入ってました。
出張でインドに行かざるおえない場合は、是非ペットボトルの蓋を開けるときはこの記事を思い出してください。
気づかずに水を飲んで後で後悔するよりは、覚悟を決めて飲んだほうがスッキリするはずです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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