シドニーでレンタカーのガソリンを給油しようと思ったら、ガソリンの種類が多くてビックリしました。
あまり馴染みのないoctane(オクタン価)という数値やe10、unleadedの記載があり、どれを選ぶべきか迷います。 オーストラリアのガソリンの種類と値段、そして入れ方について紹介します。
まず、私が行ったガソリンスタンドでは、ガソリンの種類は以下の3つがありました。
94,95,98がoctane(オクタン価)の数値です。この数値が高いほうが、着火する前により圧縮に耐えうるガソリンです。 つまり、パフォーマンスの高いガソリンエンジンはオクタン価が高いガソリンが必要ということです。
オクタン価が低いとエンジンのノッキングに繋がるようなので、この数値を意識して給油しないといけないみたいです。
ガソリンスタンドの店員さんに聞いたら、多くのお客さんは95か94を選んでいる、ということで私は真ん中のpremium unleaded 95を選びました。レンタカーは日本車でしたが、オクタン価95のガソリンを入れても、当たり前ですが、問題なく走行しました。
94はエタノールが混ざってます。代表的なのはE10で、輸入ガソリンの依存度を少なくするべく、ガソリンにエタノールを10%まで混ぜても良いことになっています。ここのページに、エタノール入りガソリンを給油して大丈夫なのかメーカー別に記載がありました。
unleadedは有鉛ではないガソリンのことです。
因みに、ヨーロッパのガソリンの平均オクタン価は95だそうです。アメリカのガソリンの平均オクタン価は91と言われてますが実際は分かりません。
日本は、いつも使っているレギュラーガソリンのオクタン価はJIS規格で定められた89以上が標準で、かなり低い数値です。 なので、ヨーロッパやオーストラリアで給油できる中級クラスのガソリン(オクタン価95)は日本で購入できません。
高いオクタン価のガソリンを給油したい場合はハイオクを選ぶしかありません。ハイオクはオクタン数値が98~100の間で提供されているそうです。
何故欧州車がハイオクを給油しないといけないか、これでようやく分かりました。日本のガソリンのオクタン価は低いから、欧州車にレギュラーを給油するとノッキングを起こしてしまうからなんですね。
車のエンジンを切って、給油キャップを開けて、ガソリンを入れたら、ガソリンスタンドの店内に入って給したスタンド番号を申告します。
店内のスタッフが給油したリッター分の料金を提示するので、その料金を支払って完了です。
20リッターで約26オーストラリアドル(約2150円)でした。リッター約1.3オーストラリアドル(約110円)です。
日本の最近のレギュラーガソリンのリッター価格は130~140円なので、日本は高いですね。しかもオクタン価がオーストラリアより低いレギュラーガソリンなのに価格が高い。ガソリン税のせいでしょうか。
オーストラリアでレンタカーを借りてガソリンを給油する時はオクタン価95を選ぶのが無難かなと思います。ヨーロッパも同じ数値ですし。次回レンタカーを借りる時もオクタン価95を選ぶ予定です。
それにしても、オーストラリアではペットボトルの水1本が250円以上するのに、ガソリンは日本より安い価格なのは意外な発見でした。
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