HPのデスクトップのHDDを4本繋げていてESXを動かして1年半を過ぎてからVMの動作が遅くなり、妙な怪奇音を発生するようになりました。最終的には自動で電源が落ち始め、再起動しても症状が改善されませんでした。
BIOS画面を確認したらHDDが認識してなかったので、フタを開けて余ってるHDDと取り替えOSを入れなおしたら動きました。
動くならHDDではなく、余ってるSSDを入れてみようとHDDに置き換えたらとても快適。 OSセットアップ後、SSDドライブにファイルをコピーしてたら、いきなり「カチッ、カチッ」という音がパソコン内部から聞こえてきました。
「カチカチカチ」という早いテンポの音ではなく、心拍数位の間隔で音がしてます。同時にファイルへのアクセスが非常に遅くなりました。 ファイルをコピーしたタイミングで起きたということは、ドライブの問題かなと思って色々試してみました。
マザーボードにはSATAのポートが4つあり、それぞれSATAケーブルでHDDに繋がって問題なく稼動していました。 その4つを全部SSDに変更したら、この怪奇音が発生しました。
ということで、SATAの1から4のポートの順番にケーブルを差し込んでいき、動作を確認してみました。 すると、SATA1とSATA2は問題なかったのですが、SATA3とSATA4に繋げてみたら、音が鳴り始めたのです。
下記の画像の青とオレンジのSATAポートが問題でした。
SATA3とSATA4の組み合わせが原因かなと考え、SATA3だけ、SATA4だけのパターンで確認してみたら、どちらも音が鳴りました。 SSDが問題なのかもしれないので、別のHDDをSATA3と4に繋げて確認してみましたが、同様のカチッカチッ現象。
どうもSATA3と4のポートが壊れているようです。
本来はマザーボードを取り替えたいところですが、まだ動くのでこの状態でまだ使い続ける予定です。
壊れてもすぐに環境を復元できるよう、Veeam等でバックアップの運用方法を考えないといけませんが、所詮検証用マシンなので、そんな予算ありません。 Power CLIでSnap Shotを別のDatastoreにコピーするのが現実的かな。
因みに、壊れる前に使用していたHDDはSeagate BarracudaのST3000を2つ繋げていました。誰が買ってセットアップしたんだろう?
この2つが同時に故障してました。2つ同時に使えなくなるのは珍しいなと思い、ネットで調べてみたらこのモデル故障率が高いんですね。
運が悪かった。
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