Java Eclipse 4.7でWindowsの簡単なサンプルexeアプリを作成する手順

JavaでシンプルなWindowsのexeアプリを別のソフトの検証用に作成したかったので、色々ネットで調べて作ってみました。 Windows 8.1 64ビットの環境で作成。以下に手順をまとめてみました。

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Eclipseダウンロードと設定

1. https://java.com/ja/download/にアクセス＞ ＞Java Runtime Environment をダウンロード＞インストール。jre-8u171-windows-x64.exeは約７０MB。
2. http://mergedoc.osdn.jp/にアクセス＞ページでEclipse 4.7 Oxygenを選択＞Windows 64bit Full EditionのPlatformをDownload（pleiades-4.7.3-platform-win-64bit-jre_20180411.zipは約３００MB）
3. C:\pleiades\にZipファイルを右クリックして展開＞C:\pleiades\eclipse\eclipse.exeを右クリックして管理者として実行
4. Elipseメニュー＞ヘルプ＞新規ソフトウェアのインストール＞作業対象：http://download.eclipse.org/windowbuilder/WB/integration/4.7/を入力＞追加（ネット接続が必要）
5. WindowBuilderと配下の項目に全部チェックを入れる＞次へ＞次へ＞同意して完了＞Eclipseを今すぐ再起動

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Eclipseでプロジェクトとアプリケーションを作成

1. Eclipseメニュー＞ファイル＞新規プロジェクトを選択＞WindowBuilder - SWTデザイナ - SWT/JFace Javaプロジェクトを選択＞次へ
2. プロジェクト名を入力：SWT01（適当な名前）、その他の項目はデフォルト＞次へ＞完了
3. Eclipse画面左上のプロジェクトエクスプローラ＞SWT01 - srcを右クリックし新規＞その他＞WindowBuilder - SWTデザイナ - SWT - アプリケーションウィンドウを選択＞次へ
4. 名前：SWT01.javaと入力（Create contents in：protected createContents() methodを選択）＞完了
5. Eclipse画面のSWT01.javaのコードが記載されてある下にあるデザインタブを押す。
6. コンポーネント画面の”shell - SWT Application”を右クリック＞レイアウトの設定＞GridLayout
7. パレット画面のControlsセクションからLabelボタンを押し＞画面右のSWT Applicationの任意のGrid場所に配置（同様の操作で他のControl等を適当に追加）
8. Eclipse画面左上のプロジェクトエクスプローラ＞SWT01を右クリック＞実行＞Javaアプリケーション＞SWT０１を選択＞OK＞OK（動作を確認）
9. Eclipseメニュー＞ファイル＞エクスポート＞Java - 実行可能なJARファイル＞次へ
10. エキスポート先：C:\folder\SWT01.jar＞ライブラリー処理：生成されるJARに必須ライブラリーをパッケージ＞完了
11. C:\folder\SWT01.jarファイルが作成される（凄いシンプルなアプリでも約２０MB）SWT01.jarファイルをダブルクリックして実行すると以下のような画面が表示される。

JARファイルをEXEに変換

1. http://launch4j.sourceforge.net/にアクセス＞Downloadページ（https://sourceforge.net/projects/launch4j/files/launch4j-3/3.12/）でlaunch4j-3.12-win32.exeをダウンロード（約７MB）
2. launch4j-3.12-win32.exeを実行しインストール＞C:\Program Files (x86)\Launch4j\launch4j.exeを起動
3. Launch4jのBasicタブ＞Output File：C:\folder\SWT01.exeと入力＞JAR：C:\folder\SWT01.jarと入力
4. Launch4jのJREタブ＞Min JRE Version：1.7と入力（インストールしたJava REのバージョン以下）
5. Launch4jの歯車アイコン（Build Wrapper）を選択＞問題が無ければ”Compiling resources”や”Successfully created C:\folder\SWT01.exe”等のメッセージがLogに表示されEXEが作成される
6. C:\folder\SWT01.exeを実行し動作確認

最後に

SDKとEclipseをインストールなしにJARファイルが作成できるなんて便利ですよね。

今回はhttp://mergedoc.osdn.jp/でダウンロードできるEclipseのPlatform版を使用しましたが、JAVA版を使用しても同じ手順で可能だと思います。ZIPされて約1.46GBと少し大きいサイズですが。

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