ドメインが2つある環境で、双方の信頼関係を設定してドメインAのパソコンでドメインBにWindowsログインする検証が必要だったので、自分の環境で設定してみました。
信頼関係設定後の検証でエラーが発生したので、その対応方法も記載してます。
環境は3台(サーバ2台とPC1台)
上記サーバ及びPCはお互いのIPアドレスに接続できるネットワークにある。PINGも通る。
サーバはサーバー マネージャーのダッシュボード>管理>役割と機能の追加>でActive Directory Domain ServicesとDNS Serverがエラーなしに動作している。
まだ2台目の設定が完了したいないのでエラーになり、以下のメッセージが表示。
新しい信頼ウィザードを完了しましたが、新しく作成された信頼関係は次の理由により確認できませんでした
次のエラーにより、入力方向の信頼の検証に失敗しました:
信頼パスワードの検証が次のエラーにより失敗しました 1355: 指定されたドメインがないか、またはアクセスできません。
セキュリティで保護されたチャネルのリセットを試みます。
セキュリティで保護されたチャネルのリセットが次のエラーにより失敗しました。1355: 指定されたドメインがないか、またはアクセスできません。
次のエラーにより、出力方向の信頼の検証に失敗しました:>完了
信頼パスワードの検証が次のエラーにより失敗しました 1787: サーバーのセキュリティ データベースにこのワークステーションの信頼関係に対するコンピューター アカウントがありません。
セキュリティで保護されたチャネルのリセットを試みます。
セキュリティで保護されたチャネルのリセットが次のエラーにより失敗しました。1787: サーバーのセキュリティ データベースにこのワークステーションの信頼関係に対するコンピューター アカウントがありません。
他方のドメインでも信頼が作成されないと、この信頼は機能しません。双方のドメインで同じ信頼パスワードが使われていることを確認してください。
また、相手先のドメインをクリック>プロパティ>全般タブで「検証」を押すと以下のようなエラーが表示。キャンセルを押します。
ドメイン FIRSTDOMAIN.COM の Active Directory ドメイン コントローラー \\server01.FIRSTDOMAIN.COM からの、ドメイン SECONDDOMAIN.COM へのセキュリティで保護されたチャネル (SC) の検証に次のエラーで失敗しました: サーバーのセキュリティ データベースにこのワークステーションの信頼関係に対するコンピューター アカウントがありません。
ドメイン FIRSTDOMAIN.COM の Active Directory ドメイン コントローラー \\server01.FIRSTDOMAIN.COM からの、ドメイン SECONDDOMAIN.COM へのセキュリティで保護されたチャネル (SC) のリセットに次のエラーで失敗しました: サーバーのセキュリティ データベースにこのワークステーションの信頼関係に対するコンピューター アカウントがありません。
ドメイン SECONDDOMAIN.COM の Active Directory ドメイン コントローラー \\server02.server02.SECONDDOMAIN.COM からの、ドメイン FIRSTDOMAIN.COM へのセキュリティで保護されたチャネル (SC) の検証に次のエラーで失敗しました: 指定されたドメインがないか、またはアクセスできません。
ドメイン SECONDDOMAIN.COM の Active Directory ドメイン コントローラー \\server02.server02.SECONDDOMAIN.COM からの、ドメイン FIRSTDOMAIN.COM へのセキュリティで保護されたチャネル (SC) のリセットに次のエラーで失敗しました: 指定されたドメインがないか、またはアクセスできません。
成功の場合は「信頼が検証されました。信頼が存在し、有効です。」のメッセージが表示
2台目のサーバ言語が英語の為、英語で設定手順を記載します。1台目の設定が終わって数分待ってから2台目の設定を始めました。
If setting is successful, it should mention "Trust relationship created successfully."
1台目と2台目の信頼関係を設定したのに、FIRSTDOMAIN.COMのサーバからSECONDDOMAIN.COMのサーバにアクセスできない場合は:
信頼関係の設定が成功すると、FIRSTDOMAIN.COMのDomain AdminやDomain User等のセキュリティグループにSECONDDOMAIN.COMのユーザーを追加できます。設定手順は以下の通りです。
サーバーマネージャー ダッシュボード > ツール > Active Directoryユーザーとコンピューター>FIRSTDOMAIN.comのBuiltin配下にあるセキュリティグループを右クリックしプロパティ>メンバータブ>追加>場所の指定:SECONDDOMAIN.COMでユーザー名を入力
成功するといつもは見慣れぬ赤い上矢印がユーザーアイコンの隣に現れます。
信頼関係の設定によって、FIRSTDOMAIN.COMに参加しているPCにSECONDOMAIN.COMのユーザーがログインできたり、共有フォルダの設定を2つのドメイン間でアクセス管理したり、Windowsドメインの操作が色々とできちゃいます。
ADのOSバージョンアップやハードウェアのリプレースのことを考えると、信頼関係の設定とか躊躇してしまいますが、2つドメインがある場合のユーザーの利便性は上がるかもしれませんね。
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