リモートワークって知っていますか?
自宅のPCのネットから会社のリモートシステムに接続し、自分の仮想デスクトップ又はアプリケーション上で通常業務がある程度行えます。
ソフトウェアIPフォンもあるので、自宅のPCで電話応対やビデオ会議も可能です。
ものすごく良いのは毎日電車で通勤する必要性が無いところでしょうか。非常に魅力的です。
ただ、とても便利な反面、導入している会社によって上手く機能しないケースがあります。
実際に利用してみて良かったこと、悪かったことを紹介します。
自由だ!
デスクに座っているだけで色んな人に声をかけられていたのが嘘のようです。
誰にも邪魔されず自分の好きな空間で好きなタイミングに作業ができます。
ベッドの上でパジャマ姿で寝そべりながら作業してても誰にも文句は言われません。
電車通勤が無い
あの混雑する時間帯に電車に乗らなくて済む思うと、心が晴れます。
通勤時間の分を作業時間に割り当てることができます。
赤ちゃんがいる家庭は助かる
すぐに子供の面倒を見れるのはとても嬉しい。育児に参加できる時間が増えました。
ランチ代が浮く
家で食べれば、無料です。
会社ではいない扱いされる
「XXXさんはいつ戻ってくるの?」と別部署の人が私の同僚に聞いてきた。その出来事をその同僚からメールで知る。
リモートワークで自宅で作業している知っているはずなのに何故直接メールしてくれないんだろうか。。。
怖いのは、いないことを理由に先に話しを進められてしまうことです。このケースでは同僚が教えてくれなかったら、その話し自体が分からないまま、自分の知らないところで勝手に決まっていたでしょう。
外に出ると「ご主人毎日何されてるの?」状態
妻が近所の人に聞かれます。クビになって無職、自宅に入り浸っている人って思われので、早めに誤解を解きましょう。
最初は楽しい、後は孤独
リモートシステムで仕事して最初の2,3日はウキウキでした。
でも4日目以降、妻と子供以外喋らない毎日で、段々不安になってくる。
次の出勤日は2日後。こんな感じで仕事を続けても大丈夫なのだろうか、と思い始める。
電話会議だけの恐ろしさ
声だけで色々説明するのは難しい。
パワポのスライドを画面に映しながら電話会議で説明しても、会議参加者の反応が見えないので、本当にこの説明内容で理解してくれているのかどうか不安になる。ビデオ会議でも相手も顔が不鮮明だし、あっちで何か喋ってるのに聞こえないから会話の輪に入れない。
わざわざ私と会話する為だけに会議をセットアップしてくれるのが負い目に感じる。
メールで業務開始と終了時間のお知らせ
平日の朝に起きて、朝ごはんを食べて、PCを起動させて、リモートシステムにログインして、オンラインタイムシートに打刻します。
そしてグループメールアドレスに業務を開始しましたメールを送信。業務が終了したら打刻して業務終了を皆さんに通知。
このメールを受け取った人は、「こいつ本当に仕事してるのか」と思ったに違いない。なぜなら私はそう思いました。
上司がリモートワークを利用すると何も言えない。
上司にメールしてすぐに返信をお願いしても連絡がない。携帯に電話しても繋がらない。どうしようもないから連絡が来るの待つだけ。
その間、上司が何をしてたかは不明。すぐに連絡がつかないことを上司に誰も指摘できない。
そんな状況が続くと不信感しか残らない。
成果が見えにくい。
自分が関わっているプロジェクトに参加しているメンバーであれば、自分のアウトプットが明確です。
しかし、上司や他のメンバーからはそのアウトプットが不明瞭です。こんなんで正確な評価をしてもらえるのか疑問です。
ネットさえ繋がれば世界中どこでもリモート可能
えっ、ということは休暇中も緊急対応しないといけないの?
徹底管理
私はシステムを管理する側の人間だったのですが、ログイン・ログアウトやセッションタイムアウト情報は全部データベースで管理されているので、人事は利用者全員のリモートシステムの利用状況が把握できます。
つまり、データベースの情報からサボっている人が分かるよ、ってことです。
人事がどのようなロジックを用いてサボっているサボっていない判断をしているかは不明ですが、その基準を明確にしないでいきなり「あなたはサボっているから減給だ!」みたいなことを言われても困りますよね。
ログインできないトラブル
技術的な問題でログインできない場合、復旧するまで自宅待機で何もできません。 VPN等、リモートシステム以外から社内ネットワークにアクセスできるよう事前に対応策を設けておく必要があります。
妻がイライラ
家に入ると妻に気を使わせてしまいます。面倒を見ないといけない人数が増えるのはストレスです。
子供が邪魔しに来る
キーボードを叩いてはニッコリします。ロックのし忘れに注意します。 電話会議の時は部屋に逃げ込んで鍵を閉めないと、子供の声が聞こえて恥ずかしいです。
エンジニアは既にリモートアクセスできる
すでにVPN経由でリモートアクセスできる環境であるので、リモートシステムを使う理由が無い。
しかし、リモートワークに参加している以上、システムを使わざるおえない。
良いところに比べ、悪いところが多いですが、病気や育児で家にいないといけない方にはリモートワークはとても便利です。
リモートワークをしないといけない理由のある方は、期間を設けて利用を申請してみるのといいかもしれません。
でも、リモートワークを長く続けると「いない人」扱いをされるのは非常にマイナスです。
リモートワーク参加者が社内で増えればそういう扱いも減り、理解が徐々に進むと思います。
また、アウトプットが見えにくいので、それをどうように評価に繋げていくかが課題です。
もし会社でリモートシステムが使える環境があるなら、期間限定で試してみて、自分の働き方にマッチしているか確認してから本格的に利用するか考える必要があります。
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