転職をする時はとても不安になりますが、それよりも現状をどうにかしたい気持ちがそれを上回ります。
今まで転職先が決まってから転職するまで色々注意して行動したポイントがあるので、良ければ以下を参考にして欲しいです。
転職先が決まると、嬉しくて仕方がありません。色々気にしてきたことをもう気にしなくて良いからです。
だからといって転職するまでは現在の仕事に対する責任や社内の人間関係に変わりはありません。 逆に今まで以上に仕事や対人関係には気を遣わないといけないと思います。
何故かと言うと、「今勤めている企業が転職先のお客様である」かもしれないからです。 可能性は低いですが、どこでどう繋がりがあるかわかりません。
職場で嫌いな人間がいても不満をぶつけてその一瞬スッキリするより、丁寧に相手をします。 転職するまでの短い期間です。平和に済めば人間関係で疲れないですし、転職に向けて体力も温存できます。
転職先が決まったら、上司に退職の意向を伝えます。退職をスムーズに進める為、伝える前にいつも準備してから挑みます。
辞めることで上司が気にするポイントは引継ぎです。既存のメンバーで現在の業務を問題なく遂行できるか気になります。
その為に以下のものを準備します。
つまり自分がいなくなっても影響が少ないことをアピールします。業務内容が自分の頭の中にしか無いのではなく、既存のメンバー全員が把握できる状況下にあり、その資料をもとに業務をある程度遂行できることを説明します。
もちろん、上記のものを用意するには時間を要します。2~3日で用意できるものではありません。 ですので、辞める何ヶ月も前からその時に備えて用意をしておきます。 実際にその資料は業務に役立つものなので、用意しておいて損は無いです。
職務内容によってはマニュアルが既に存在していたり、もしくはそもそも引継ぎが必要ない場合もあります。 それでも、自分の担当業務の内容が情報として残っていて共有されていれば、上司の懸念するポイントが解消されやすいと考えてます。
また、これだけ用意することで、退職の意志は固いという事と私が退職するまでの日程が1ヶ月で十分である事を納得してもらいます。 退職日が長引かないよう少しでもリスクを減らしたいので、出来るだけ退職のプロセスをスムーズに進めたいです。
有給は早めに取得する
有給日数が多いと消化しきれないまま転職してしまうので出来るだけこまめに取得してます。 職場環境によっては一ヶ月まるまる有給で消化する方もいますが、場合によってはそれが出来ない可能性もあるので、私はこまめに取得しています。
実際に転職までの1ヶ月は休みにくい状況が続く為、早めに有給は取得するべきです。
Exit Interview
退職の際に言われること Exit interviewという辞める前に人事とお話しする機会があります。1~2時間位です。 現在の職場環境や辞める理由について等、色々質問されます。 正直に答えても良いし、大人の対応をしても良いと思います。
社内異動についても聞かれたりしますが、もし異動後に異動前の部署の仕事を一部任されるようなことになったら嫌なので、私はお断りしてます。
転職先の出社日について
転職が決まると転職先の会社から出社日を聞かれます。通常1ヶ月~1ヶ月半後に出社可能と返事しています。 分かりやすいので月の初め(1日)が出社日の場合が多いですが、外資では特にこだわりが無いように思いました。
出社日が月の真ん中だったり、月末の数日手前だったり、転職者の都合に合わせてくれます。 ただ、出社日の変更はしないようにしてます。
関連部署・お客様への挨拶
社内に退職を報告して良い日になったら、お世話になった人々に直接挨拶に行きます。出来ない場合はメールでその旨を伝えます。 メールはいくつかパターンを用意します。
日本語が分かる人には日本語の退職報告メールを、英語しか分からない人は英文での退職報告メールをそれぞれお客様、取引先、社内別に送る宛先を振り分けてメールとその本文を用意し、送信します。
送る相手によって本文の内容が異なるので、全部用意するのは結構大変ですが、挨拶はとても重要ですので時間をかけて用意します。
退職届
外資系企業で退職届を書いたことがありません。上司に口頭で伝えて、人事にその旨が報告され、退職プロセスが始まります。
源泉徴収票
確定申告の際に必要な書類です。郵送してもらえるならその日にちを人事と確認します。 転職先では必ず提出しないといけない紙ですので、会社からの提供手段と提供日を忘れずに確認してます。
貸与品の返却
ノートPCや社員証、健康保険証、各種カード、キャビネットのキー、名刺、携帯、Wi-Fiルーター等々、会社からお借りしていた物の返却の準備をします。あと、キャビネ内の整理とデスク回りの清掃をします。
円満に退職するには、やっておかないといけない事がいっぱいです。
転職するからといって仕事を放棄したり、言いたい事を言って満足しても、回りに迷惑をかけるだけでなく、自分の為にもなりません。 後々困らないように、自分が辞めても影響が少ない環境を作ることが大事です。
転職には体力が要ります。転職しても新しい職場で覚えることがいっぱいです。新しく出会う職場の人との人間関係もあります。 退職で体力を消耗した状態では転職先で体力が持ちません。仕事始めが最も気が抜けない重要な時です。
少しでも退職時の負担を減らして体力を温存する為にも、退職時に自分が辞めても影響が少ない環境を作ることをおすすめしたいです。
📂外資系企業へ転職・働き方:外資系企業の転職,英語,面接,働き方
📂国内旅行150ヵ所を紹介:北海道,屋久島
📂海外出張10カ国,50ヵ所以上観光:スペイン,インド,台湾.飛行機対策
📂健康:胃痛,風邪予防,食,メンタル
📂子育て:英語,育て方,旅行
📂PC関連:エンジニアの苦悩,効率化,Windowsのトラブル対応
📂海外ドラマ:海外ドラマ・映画のレビューと感想
📂車関連:海外のレンタカー,試乗レポート,軽自動車,等々
📂物件:新築一戸建て 申し込みから購入・引渡しまで色々あったこと