私は転職回数が多いですが、外資系企業での面接で一度も転職回数について質問されたことはありません。 勿論、今回転職する理由について聞かれますが、過去の転職について理由は一切質問されません。
逆に、色々経験されていて凄いですね、と社交辞令を言われることが多々あります。 その経験が採用に繋がっていると思いますが、理由はそれだけではありません。
転職を成功させるポイントは、職務履歴書の上手い見せ方だと考えてます。
転職回数が多いと職歴が1ページに収まりません。ページ数が多いと読む気力を失わせる可能性が高いので、出来るだけページ数を少なくします。
しかしページ数を少なくすると、少ないスペースに職歴を詰め込まないといけないので、内容がゴチャゴチャしてしまいます。 これもまた見る気を失わせてしまう可能性が大です。
私も面接官をしていた時、面接前に職務履歴書を確認しましたが、ページ数が多かったり、隙間無く字がびっしりだと読む気力を失くしました。 項目が多すぎると職歴としてどれが重要でアピールポイントなのか、採用側から見て不明瞭です。
そのゴチャゴチャを失くす為に職務履歴書のスリム化が大事だと思いました。
転職回数が多いと、あれも書きたいこれも書きたい、と沢山書き記したくなります。 でも、自分が自信を持ってアピールできる本当に重要な経験は限られていると思います。
したがって、私は自分が面接で上手く話せる内容に限定して職務履歴書を書いて、それほどアピールできないと思われる内容は思い切って職務履歴書から削除します。そうすると職務履歴書の見た目がかなりスッキリします。
採用側も見やすい職務履歴書の中から面接のポイントとなる部分を探しやすくなります。
面接では過去の職歴を語りたくなりますが、今現在勤めている会社での職歴について多く語るべきだと思います。
転職回数が多い私は、面接で過去の職歴よりも現在の仕事ついて質問されることが殆どです。採用側が求めているのは現在についてです。 ですので、私は職務履歴書に過去の職歴は少なめに書いて、現在の職歴について多く書いてます。
書き方としては経歴は新しい順から古い順に書いていき、古い職歴はボリュームを少なく書いていきます。 例えば現在4社目の場合、4社目のことについて多く書き、3社目以下は書く量を少なくします。
採用側が求めている現在の職歴についてボリュームが多く書かれているだけでなく、職務履歴書の1ページ目に書かれてあるので、目立ちます。
キャリアを積み重ねて成長し実績も増え、任される仕事も多くなっているからこそ新しい職歴はボリュームが多くなっているはず、と採用側も思うはずです。
前の会社に比べ現職で実績が無い場合は、何を実績としてアピールできるかを考えるべきです。 例えば、過去に経験した業務を覚えているからこそ現在任されている仕事をより速く丁寧に出来る、等も実績の1つだと思います。
現在仕事をあまり任されてなくても、転職先で過去の経験が役に立つ場面はあります。そこをアピールすることが重要です。
もし書くことが沢山あるなら、過去の職歴と関連性があるものに限定して書いたほうが読み手に分かりやすいかもしれません。
私は面接官として多くの方の職務履歴書を拝見しました。その中で最も時間をかけて目を通したのは1ページ目です。 1ページ目の職歴が見易く、簡潔に書かれて分かりやすければ、後に採用となったパターンが多かったです。
逆に1ページ目の内容が分かりにくく、2ページ目以降で面接に必要な情報を探さないといけない場合は、不採用率が高かったです。
全ての外資系企業でこの傾向が正しいとは思いません。しかし、職務履歴書は分かりやすいほうが良いと思いますし、採用側にも好印象です。
最もアピールしたいポイントは1ページ目に、内容は簡潔に書いて、面接で募集要項と自身の経歴の関連性を上手く説明できれば採用に繋がる大きなポイントになるはずです。
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