メールで連絡する際は誰々さんと必ず「~さん」を付けますよね。 お客さんの場合は誰々様となり、非常に気を使うところです。
ただ、海外の人とやり取りをしていると、「~さん」を付けたり付けなかったりします。
国や会社によって「~さん」付け対応が異なってたのを思い出したので、紹介します。
アメリカの場合は苗字ではなく、名前に「~さん」付けされたり、されなかったりします。
例えば鈴木太郎(仮)さんがアメリカにいるジョンさんにメールを送る際、 Hi John-sanって書いて送るとHi Taro-san(もしくはHi Taro)って返ってくる確率は高いです。
ヨーロッパの場合は苗字に「~さん」付けパターンが結構ありました。
アジアの場合は名前ではなく、苗字に「~さん」付けの確率が高かったです。
例えば鈴木太郎(仮)さんがシンガポールにいるチャンさんにメールを送る際、 Dear Chang-sanって書いて送るとHello Suzuki-sanと返ってきたりします。 同一苗字が多いのでミドルネームで呼んで欲しいとお願いされることもしばしば。
海外にいる日本人が相手の場合は、日本語でメールしろよと思うかもしれませんが、メールのCCに英語しか分からない人が入っていると英文メールを出すしかありません。
少し勇気が必要だったのが、海外にいる日本人の上司に名前を呼び捨てでメールしても、その後お咎めなしでした(必ずそうとも限りません)。 日本人同士で日本語のメールだったら色々後で言われそうです。
日本の企業でグローバルに展開している場合、海外の人は大体-sanを付けてくれます。
海外の企業で日本に支社を設けている場合、海外の人は-sanを付けたり付けなかったり、大して気にとめられません。
本社がどこの国にあるのか、その国のマーケットの規模によって「~さん」付けの割合が変わるみたいです。
絶対「~さん」付けの意味が分かってなくて使っているな、と思った人に、何で「~さん」付けしてるか分かる?って直接聞いてみたら、こんな回答がありました。
等々、様々なコメントをいただきました。 最も多かったのは、「何で日本人はこんな面倒くさいことをするんだ」という感想でした。
言われてみれば確かに面倒くさいけど、日本人の感覚からするとそんなに気になりません。
今までずっと「~さん」付けしていた相手に「~さん」を外してメールを送ってみたら、相手も「~さん」を外してきた。
やっぱり、気を遣って「~さん」付けしてくれてたんだな、と思う。
Dear Sir/Madam(もしくは Mr./Ms.)連絡先の苗字、で大丈夫と思います。
以前、会ったこともメールしたことも無い人事のお偉いさんに職務履歴書とカバーレターをメールで送った際に、上記のような書き方をしました。 でも、だんだんやり取りが進むと相手から「下の名前で呼んで」とか「DearやSirは止めて」と言われる可能性があります。
相手もずっとSir/Madamって書かれると違和感を覚えるんですかね。
海外の相手に「~さん」付けでメールを送ると、相手にも「~さん」付けをお願いしているよう思われると嫌なので、今はできるだけ「~さん」付け無しでメールしてます。多分、海外の人はそれ程気にしてないと思いますが。。。
国や企業、そして人によって受け止め方がそれぞれ違うので、その都度「~さん」付けのするしないを決めれば良いと思います。
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