学生の頃、英単語を沢山暗記するよりも英会話を上達させたくて、近くの本屋で良い参考書は無いか色々探した記憶があります。
個人的に良かったと思った教材の種類は、英会話の音声が入ったCDと、その内容を聞き起こしたテキストでした。 CDの音声を聞いた後に、一時停止して音声の内容を喋って、繰り返し練習をする。分からない時はテキストの文面を見ながら繰り返す。
その練習が英会話の上達に繋がったか?と聞かれれば、多少は貢献したと思います。 しかし、この練習方法を続けた後に、実際に誰かと英語で喋ったら、ある問題に気付きました。
会話が単調で続かないのです。
英語で上手く返せない(というより言葉が出てこない)のでシーンとした沈黙の時間が続いてしまう。 この問題を何とかしたいと思い、色々と試行錯誤して自分なりの勉強法を実践してみました。
時間はかかりましたが結構上達したので、今回はその勉強法と、一緒に使える英語教材を紹介します。
勉強法というより練習方法です。繰り返し英語を喋ってみることも大事ですが、より重要なのは英語のフレーズの種類をより多く用意しておくことだと考えます。 例えば、以下の文章。
なので、
両方とも文章の意味として殆ど変わりはありませんが、質問をすることで会話を続けようとする意思表示ができます。
あと、「fine」と答えるだけでなく、「fine」を別の言葉で置き換えることで自分の状況を少しでも詳しく伝えようとしている気持ちも話し手に伝わります。
つまり、返しの言葉のパターンを用意することで、英語での伝え方の幅が広がります。
上記の例では、「fine」に対して「I’m doing alright(まあまあだよ)」と言葉を変更しましたが、例えば
目的はあくまでも会話を続けること。シーンと沈黙をさせない為です。
色んな英語の返し方の種類を用意しておけば、会話は続けられますし、その種類に応じて相手の反応も確認できるので、使い分けているフレーズの用途を把握できます。 以下に図にしてみました。
どのパターンも自ら次に何を話さないといけないか話しのネタを用意しないと会話を続けられませんが、会話を続けるための第一歩です。 まずは、このパターンを増やしていくことが大事だと考えます。
では、どうやってパターンを増やすのか?
英語で質問されたら英語の返答パターンをいくつか用意しておき、場面に応じて最も適したパターンを選択し、相手に喋り返します。 でも、どの場面が最適なパターンか分からないし、そもそもどのようなパターンがあるかも不明です。
私は、これだったら簡単に喋れそうな文章とそのパターン(言い回し)を調べて、それらを会話の中でどんどん使って感触を確かめました。 ですが、これだと調べるのに時間がかかります。
当時の私は英会話の経験が少なかったのでにかなり苦労しました。少しでも時間を短縮し効率よく勉強する方法はないのか、調べてみました。
英語教材で検索したら、かなり色んな種類があって、どれが良いか正直分かりません。私が求めている教材は、上記で説明した「パターンがあるか」という点です。
少しでも安いものを探して発見した内の1つで「ネイティブイングリッシュ」という英語教材がありました。
この教材は「パターン」があるみたいなので、実際に取り寄せて内容を確認してみました。
内容としては以下の通りです。 一般とビジネスの2つに大きく分かれています。私が求めているパターンがあったのは青いカラーの一般英会話の教材です。
ネイティブイングリッシュ(一般)
ネイティブイングリッシュ(ビジネス)
教材の金額は 29,800円で60日間返金保証が付いてます。
教材テキストはDAY1に英会話内容、DAY2にフレーズの学習に分かれていて、DAY3,4,5,6…とページが続いています。
1日目はDAY1のページに6分、2日目はDAY2のページにまた6分と進めていくのでしょう。
この英語教材の良いところはDAY1の英会話内容の部分部分のフレーズにパターン(別の言い回し)が用意されていて、そのパターンを使う場面がDAY2(次のページ)で解説しているところです。 例えばこのような文書で、
質問に対する返答パターンが2~3種類用意されています。なので、例えば最初の返答パターンAが、実際の英会話の場面にそぐわない内容であった場合、返答パターンBを覚えていれば、そのパターンが使えるかもしれません。
また、返答パターンの日本語解説付きなので、どのような場面で使うべきか判断できます。
この英語教材の特徴が分かったので後は教材を使った練習です。以下の手順が効果的と思います。
これだけですが、何度も同じ部分を繰り返し聞いては声に出す練習が必要です。
反復練習は疲れてしまいますが、このパターンをどんどん増やして身に付けることによって、英会話での対応力が増します。
ネイティブイングリッシュの英語教材にはListeningというCDが計6枚付いており、先ほど聞いたSpeakingのCDに収録されている英会話が1.5倍速位で再生されます。
スピードが速い英語を聞いた後に元のスピードの英語が再生されるので、自分がどれだけ上手く聞き取りができるか試すことができます。
さらに、その速さで英語を聞き取る際、覚えたパターンを思い出しそのフレーズを口にして言えば、かなり効果的な練習ができると思います。
最後は、付録のネイティブイングリッシュ・ビジネスで、覚えたパターンを使ってみます。 CDで英会話を聞いて、別の言い回しで返答できるか試してみてください。
同じ意味だけど別の言い方をできるということは、それだけ英会話での応用力がある証拠です。 色んなパターンと使いどころを把握していれば、1つフレーズを忘れてしまっても、覚えている別のフレーズに置き換えて喋れるかもしれません。
単純にボキャブラリーを増やしていくだけは、それらをどの場面が使うのが最適か判断しづらいです。 でも、ネイティブイングリッシュの教材に書いてあるパターンを覚えていれば、それだけで判断がしやくなっていくはずです。
過去に色々英語教材を試しましたが、英会話のフレーズのパターン(言い回し)の説明がある英語教材は少なかったです。
その中でネイティブイングリッシュは、このパターンが沢山あるので、おすすめしたい教材の1つです。
私も当時英語の勉強をしていた時、このような教材があったら、時間を無駄にせずもっと効率良く英会話の練習が出来てたと思います。
📂外資系企業へ転職・働き方:外資系企業の転職,英語,面接,働き方
📂国内旅行150ヵ所を紹介:北海道,屋久島
📂海外出張10カ国,50ヵ所以上観光:スペイン,インド,台湾.飛行機対策
📂健康:胃痛,風邪予防,食,メンタル
📂子育て:英語,育て方,旅行
📂PC関連:エンジニアの苦悩,効率化,Windowsのトラブル対応
📂海外ドラマ:海外ドラマ・映画のレビューと感想
📂車関連:海外のレンタカー,試乗レポート,軽自動車,等々
📂物件:新築一戸建て 申し込みから購入・引渡しまで色々あったこと